ヘアカラーではなくヘアマニキュアの白髪染めを勧める本質

ヘアカラーではなくヘアマニキュアの白髪染めを勧める本質

日本の女性が多くが髪の薄さを悩んでいます。これは若い時からヘアカラーを行っているからと言う説もあり、世界的に見ても日本の女性の髪の薄さは非常に多いのです。

 

ヘアカラー(ホームカラー)が発売されて数十年たちますが、いまだに髪や頭皮がどれだけ傷むのか伝えないで、「簡単に染まる」の連呼です。髪が染まる仕組みを正確に伝えてしまうと、消費者の強烈な拒否感が心配なのでしょう。伝えてあるとしてもメーカーホームページやテレビコマーシャルでも小さな文字で記載されており、よく見ないと全く分かりません。

 

メーカーは色々なヘアカラーを出してきます。容器を変えたり香りを変えたりしますが、根本の成分は変えてませんので染まる仕組みは一緒です。変わらず傷むと言う事。世界で見るとヘアカラーで使っている成分を禁止している国もあるのに、髪を傷めてしまう成分、アレルギーを発症させてしまう成分を簡単にいつまで使い続けるのでしょうか。

 

 

時代錯誤のホームヘアカラー
ヘアカラーのみを推し進めてきたメーカーも最近になって利尻ヘアカラートリートメントの影響もあり、やっと有名メーカーもヘアマニキュアの販売を始めました。時代は自然派志向へ向かい、リスクとなるものは回避あるいは削除する時代になりました。ネットなどを通じホームヘアカラーのリスクが認知され始め広がっています。このことは白髪染め市場においてヘアマニキュアがシェアを伸ばしていることでも分かります。これからますます需要が伸びていくのは確実視されており、白髪染めとはヘアカラーだったのがその地位をヘアマニキュアが奪う日もくるのでしょう。

 

 

 

ヘアカラーで髪が染まる仕組み
ヘアカラーの染まる仕組みは、黒髪のメラニン色素を破壊し脱色させていったん白髪にします。その後に色素を入れて発色させます。髪が一番傷むのは、脱色(ブリーチ)した時です。若い子がする毛染めも同じです。

 

 

ヘアカラーでもサロンカラー(美容室)とホームカラーは違います

美容室で行うヘアカラー(カラーリング)はサロンカラーで、自分で行うのがホームカラーです。美容室で行うヘアカラーなら人それぞれに対して、髪の診断、色の選定、薬品の選定、計量、時間などプロの目から見て行ってくれるのでダメージも最小限に行えます。しかし、ホームカラーは違います。

 

ホームカラーは誰でも同じように染められないといけないので、脱色を強くさせてハッキリ色がでるように薬品の配合が強くされているのです。そのため、キューティクルが溶けてしまいます。キューティクルは一度傷んでしまうと二度と元には戻りません。修復も回復もしません。傷みは進行し髪の内部にまで及ぶと中心(メデュラ)の空洞部分が広がり、ストローのようなスカスカの状態になります。髪が痩せてくるとはこのような状態です。コシもハリもなくなっていき、パーマは掛けづらく、ヘアカラーの色の入りも悪くなります。

 

 

 

白髪染めは将来のためにやるもの。年をとり後悔する人が多い髪
今から30年前、40年前は何も躊躇もなかったし、周りもで髪を懸念する人も助言してくれる人もいませんでした。しかし、現在の自分の立ち位置、状況、時代背景を考えると、分かっている範囲、気がついた範囲でいいからリスクは回避しておきたいし、子供にも対策を練らしてあげたいし、教えてあげたい。

 

私がいまから20年後、30年後でもまだ髪があって白髪染めができるように、今からでも髪や頭皮に掛かる負担は避けたい。毛染めや白髪染めは今の欲求だけを満たすのではなく、必ず来る将来のことも考えないと後悔する確率が高くなります。色が気に入らないから、安いからといって気軽に色を変えるのは今だけの問題ではありません。

 

将来ハゲても今が大事なら全く問題ありませんが、少しでも気になるのでしたら髪や頭皮に優しい毛染め、白髪染めを選びましょう。

 

 

ヘアマニキュアとヘアカラーの違い。メリット、デメリット

 

アレルギーでも使える白髪染めはヘアカラーの成分がダメな人

 

ヘアマニキュアの全成分が危険なし刺激なしでは染まらない

 

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