カラーリングの薬事法の種類と基礎知識。医薬部外品と化粧品

現在、日本で一般に流通している自宅で染めるカラーリング剤(毛染め、白髪染め、カラースプレーなど)は多種にわたります。テレビコマーシャルでも色々な種類の毛染めの宣伝をしています。特に若い子用の宣伝では、自宅で簡単に綺麗に染まる、アッシュ、ベージュ、グレー、真っ白や真っ金金になるなどと仕上がり面にだけ強調して販売しています。

 

 

カラーリング剤は薬事法により分類されており、医薬部外品と化粧品に大別されています。若い子用のカラーリング剤で特に明るい色に染めるものは、成分的に強く髪と頭皮に痛みが残ります。若い時分は、宣伝やパッケージだけを見て判断し行動に移してしまいます。毛染めに対して仕上がり面だけを気にするので、その後のことやリスクについて考えもしない人が多いのです。そのため、髪が非常に強く痛んだり、重篤なアレルギー反応が発症してしまったり、湿疹、かぶれ、腫れなどの症状が起き、後になって後悔してしまうことになってしまいます。

 

 

カラーリングの分類

薬事法 カラーリングの分類 カラーリングの種類 一般名
染毛剤(医薬部外品) A 永久染毛剤 A-① 酸化染毛剤(アルカリ性酸化染毛剤、※酸性酸化染毛剤) ヘアカラー、白髪染め、おしゃれ染め、おしゃれ白髪染め、ヘアダイ
A-② 非酸化染毛剤 お歯黒式白髪染め
B 脱色剤、脱染剤 B-① 脱色剤 ヘアブリーチ、ヘアライトナー、ブリーチパウダー
B-② 脱染剤 ヘアブリーチ、ブリーチパウダー、ハイブリーチ、ウルトラブリーチ
染毛料(化粧品) C 半永久染毛料 酸性染毛料 ヘアマニキュア、酸性カラー(※酸性染毛料)
徐染性染毛料(半永久染毛料、一般的にはまだヘアマニキュアと言われることが多い) 塩基性染毛料 カラートリートメント、カラーリンス、カラーシャンプー
D 一時染毛料(毛髪着色料) カラースティック、ヘアマスカラ、ヘアカラースプレー、カラームース、カラージェル

 

※印の酸化染毛剤で弱酸性の物を酸性酸化染毛剤と成分表に載る場合があり、半永久染毛料の酸性染毛料と間違ってしまうことがあります。一字違いでかなり違う成分になってしまうので注意しましょう。
AからDのカラーリングの各特徴、成分、染まり方の詳細はこちらです。
カラーリング剤の種類と仕組み。永久染毛剤、半永久染毛料

 

「日本ヘアカラー工業会様から参考に一部引用」

 

 

メーカーはカラーリングに対してのリクスや危険性を知らせようとはしていません。していたとしても物凄い小さな文字で書かれておりますし、テレビコマーシャルでも一瞬だけ小さな文字で出てるぐらいで全く分かりません。とてもそのリスクについて知らせようとすることとは思えません。

 

しかし、時代はリスクを回避する行動、リスクヘッジ、リスクマネジメントを行うようになり、自然に一般消費者がカラーリングの危険性について知り敬遠するようになってきました。それに後押しされるように国はメーカーや販売者に注意特記するよう指導し、2015~2016年に全国ニュースでカラーリングのリスクについて取り上げられました。今後は、より髪や頭皮に優しいカラーリングにより一層人気が集まるでしょう。

 

 

将来において毛染めしたくてもできない程の髪の薄さになってしまわぬよう、自分が使っているカラーリング剤が「良く染まる」だけで使用するのではなく、特徴、成分、髪の染まり方、アレルギー反応などを理解し使用しないといけません。カラーリング剤とは、良く染まるもの、明るく、黄色く、白く染まるほど毛染めの成分が非常に強くなり痛みが残るものです。

 

 

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カラーリングの薬事法の種類と基礎知識。医薬部外品と化粧品記事一覧

 

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