キューティクルは治らない!あんたの傷んだ髪は死んだのさ

これだけは言っておきます。傷んだ髪は、二度と元には戻りません。どんなに高いお金を出してヘアケアしても、指通りが良くなっても、ハリ、コシ、艶が出ても全て強制的に髪に薬品を塗りたくって起立させているだけです。若い時の髪、元気な髪に戻ったわけではありません。

 

髪はもともと生きている細胞ではなく死んでいる細胞です。死んでいると言ってもミイラのようなことではなく、肌(頭部)を守る役目があるため息はしていなくとも、呼吸運動のように水分を吸ったり出したりするようなことを繰り返します。

 

髪はほとんどタンパク質でできており、表面のキューティクルで保護されてます。キューティクルは筍の皮やとうもろこしの皮のような膜でできて内部を幾重にも巻いて保護してます。瓦やウロコのような感じで一歩方向に重なっており、髪を逆なですると指に引っかかるのはキューティクルの隙間にあたるからです。

 

この隙間から髪の内部にあるタンパク質の繊維の束に水分と必要な成分(栄養分)を浸透させてます。髪の性質で、湿気が多い(濡れた)時は水分を吸収し、乾燥している(乾いた)時は水分を保持する作用があります。この性質はスタイリング、パサつき、枝毛、切れ毛など全てのことの関係する大事な作用です。本当に「髪が死んだ」と言えるのはキューティクルの傷みが強い時の状態とも言えます。

 

 

 

ホームヘアカラーなど大きなダメージ与えたら後は消えゆくのみ

髪のダメージは蓄積され続け、大きなダメージ与えた瞬間から切れ毛や枝毛への秒読みが開始されます。一番のダメージといえるのはホームヘアカラーと言ってもいいでしょう。次にパーマになるのではないでしょうか。普通に過ごしていても太陽光の紫外線やシャンプーで頭を洗うことでも少しづつダメージは受けます。ダメージはキューティクルの傷みから始まり内部へと損傷が広がっていくのです。

 

キューティクルが傷んで作用が正常に働かないと、髪の内部の水分や成分を保持できなくなって、シャンプーの度に水分と成分が流れ出てしまいます。同じようにキューティクルが剥がれたり、穴が開いても止めることはできません。キューティクルがダメになると内部のタンパク質の繊維の束へと傷みが及び、結合されていた繊維が分断されてパサつき、ゴワゴワ感の後、枝毛や切れ毛になって終わりです。

 

 

海は茶髪になる
普通の太陽光の紫外線でも海やプールでは髪の傷みはより進みます。紫外線でキューティクルの結合が弱くなり、少しささくれ立つような感じになり、摩擦が起きてダメージを負ってしまいます。太陽光はメラニン色素を分解してしまうので、普通にあたっているだけでも髪は変色してしまいます。その上、髪が濡れていると反応が速くなりますので、海やプールで泳いだ後に日差しが強い所にいると色が抜け茶色になっていくのはこのためです。

 

 

 

ヘアカラーでキューティクルが溶ける

ヘアカラーでもプロの方ならなるべく傷まないように配合で上手く調整できます。しかし、市販されているホームヘアカラーは誰でも同じように、脱色ができて、色が入るように薬品が配合さててます。誰でも同じようにとは、色をしっかり入れたいので元の髪の色素を抜く薬品を多く配合しています。そのため強い薬品になりキューティクルが溶けてしまいます。死亡確定の合図です。

 

キューティクルはキューティクル同士、髪同士の摩擦を軽減するために油分(18-MEAなど)を表面に持ってます。この油分も一回ヘアカラーをするとほとんど無くなってしまい、その後のトリートメントなどのヘアケアを行っても継続的に油分を定着することは不可能です。キューティクルは3層~10層で重なっており、その間の油分が無くなって摩擦が強くなり、自分で自分を傷つけてしまいます。くし通り、指通りが悪くなるのはこのためです。

 

 

傷みは内部まで。そしてあんたの髪は死んだのさ
薬品の損傷は外部だけには留まらず内部まで及びます。ヘアカラーやパーマの薬品はキューティクルだけでなく、髪の内部のタンパク質の繊維の束までも傷つけてしまいます。ヘアカラーやパーマを繰り返し行うとキューティクルの内部で結合されているタンパク質を切断してしまい、髪の構造自体を弱くしてしまいます。

 

髪のタンパク質と脂質成分でできているCMC(水分や栄養分と保持する、水分や栄養分の通り道にもなる)も壊されてしまうためシャンプーの度に水分や成分、油分が流れ出てしまいパサつき、艶が無くなってしまうのです。

 

プロの方の手助けを得てヘアカラーやパーマをするならまだしも、自分で行うホームヘアカラーは将来のことを考えると怖いです。これは軽微なことではなく、髪に深刻なダメージを与えていることを知っておかないと、将来ヘアカラーする髪も無くなっているかもしれません。

 

 

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