トリートメントヘアマニキュア白髪染めが一番良く染まる方法
 

トリートメントヘアマニキュア白髪染めが一番良く染まる方法

染まらないとは言わせません!トリートメントタイプのヘアマニキュア白髪染めが一番よく染まる方法は、髪が染まる仕組みを理解した上での染め方です。説明書とは違う場合がありますので、自己責任にてお願い致します。もし、これでも染まらないと思うのでしたら、トリートメントタイプのヘアマニキュア白髪染めは無理です。自分で染めるヘアマニキュアは諦めて下さい。

 

 

 

 

ヘアマニキュアが一番良く染まる方法は、白髪染めの説明書通りにやってみて、それでも染まらないと思った方のみ参考にして下さい。白髪染めが初めての人は必ず説明書通りに行って下さい。

 

 

ヘアカラーと違ってヘアマニキュアは商品によって染まりの良いものと悪いものがあります。ヘアカラーは強い薬品を使うことにより誰でも同じように染められるようにしているので、どの商品を使っても同じように染まります。しかしヘアマニキュアは商品によって染め上がりの差が出てしまうのです。

 

また染め方によっても染め上がりに差が出てしまいます。この差と商品の良し悪しの差が加味して「ヘアマニキュアは染まらない」となってしまう人も決して少なくありません。

 

 

 

 

ヘアマニキュアは良く染まると言われているものや人気が持続しているものを使って下さい。値段が安いだけで選ぶと全く染まらないものもありますので気を付けて下さい。

 

男女二種類の写真は、現行商品で一番良く染まるものを使い一回だけで染めた後のものです。男女で染め方の違いはありません。

 

 

 

ヘアマニキュアの染料の種類と染まる仕組み

お伝えする良く染まる白髪染めの方法は、全てのヘアマニキュアを対象にしていません。対象としているのは、染料の種類が塩基性染料とHC染料を使っているヘアマニキュアです。商品の裏面の成分表を見ると「塩基性色数字、HC色数字」と記載されています。現行の人気商品では、このタイプの染料が使われていることが多いです。

 

 

染料の色素が髪を染める仕組み

    塩基性染料とHC染料が使われているヘアマニキュアで髪が染まると言うことは、色素の粒が「髪の表面にくっつく」「髪の内部の浅いところに浸透する」ことになります。

     

  • 塩基性染料・・・髪の表面(キューティクル)にくっついて発色。一定の物質は電気(電荷、+、-)を持っています。ある二つの物質の電気がお互い引き合う作用を利用します(イオン結合)。この場合、髪の(-)と塩基性染料の(+)が引き合います。接着剤のようなものでくっつくわけではありません。
  • HC染料・・・髪の内部の浅いところに浸透して発色。色素の大きさが小さいのでキューティクルをいじらず、そのままの状態でキューティクルの隙間から髪の内部へ浸透します。

 

商品によってはこの二つの染料の染まり方(染まる仕組み)のことを、全く別の単語で言い換えているものや、新技術として販売しているものもあります。

 

 

 

トリートメントタイプのヘアマニキュア白髪染めの良く染まる染め方

トリートメントタイプの白髪染めは本来、徐々に染まっていきます。しかし私はめんどくさがり屋なので徐々にでは我慢できなく、一回でもそれなりにしっかり染まって欲しいのです。そのため、この方法は初めてヘアマニキュアで染めて一回、もしくは二回目で仕上げていく方法です。

 

一回しっかり染めてしまえば後は楽なので二回目以降のやり方、染料の量、放置時間などはお好きなように試して頂いても、説明書通りに行っても大丈夫です。

 

 

 

染める前日は、固形石鹸で洗髪する

染める時の髪の状態は、髪の表面には何もコーティングされていない状態が望ましいのです。染料を強く染着させるためには、髪の表面にあるもの全てが邪魔になります。市販されているシャンプー、リンス、トリートメント、コンディショナーなどは、艶、指通り(クシ通り)を良くするために髪の表面をコーティングする成分を配合しています。このコーティングが邪魔なのでいりません。

 

このような成分が配合されていないシャンプーを使っている人はそのまま使っても大丈夫ですが、普通のシャンプーなどは必ず入っているので使用せず、固形石鹸で洗うようにして下さい。固形石鹸も高いものではなく、安いものの方が余分な成分が入っていなくていいです。

 

石けんで洗髪すると髪はキシみますが、悪いキシみではありませんので一日は我慢して下さい。キシむからといってヘアオイルや整髪料なども付けないで下さい。

 

 

 

乾いた髪で染める

本来は、染める直前に洗髪して髪の表面にある汚れ、脂分、シリコンなどの成分を取り除いた方がいいのです。その後、しっかり髪を乾かしてから染めるのがベストですが、これが自分ではなかなかできません。ほとんどの人がシャンプーで余分なものを付けてしまいますし、乾かすことがめんどくさくなり不十分になってしまいます。染める前にわざわざ洗髪して、ドライヤーで乾かして、染めてからまた、洗髪して、ドライヤーで乾かすことを考えるとめんどくさくなりやらないのです。

 

そのため、前日に洗髪をしておき次の日の朝、乾いた状態で染め始めた方がいいのです。髪が濡れた状態だと染着や浸透するのに水や他のものが邪魔になります。濡れた状態で染めると「染まらない」「染まりが悪い」となってしまうことが多いので乾いた状態で染めて下さい。

 

 

 

染料は超タップリ、しっかり揉み込む

 

 

最初の一回目はケチらず染料を超タップリ使って下さい。最終的にはベッチョリなるぐらいまで迷わずドンドン塗って下さい。染め残しや染まりが薄いのは、染め方が悪いことが非常に多いので最初だけはしっかり行いましょう。

 

染料をある程度髪に載せる時はブラシでもいいですが、最終的には手で行って下さい。頭皮を揉み込むことが一番大事であり、これをすることにより染め残しがなくなります。

 

 

一番大事なのは手で揉み込むことです

頭皮を揉み込んでもそこまで染料が頭皮にベッタリ付くことはありません。たとえ染料が頭皮にベッタリ付いても洗髪したら落ちますし、頭皮に色が多少残っても一日たてば落ちます。

 

髪に染料を付けるのではなく、頭皮に付ける感じです。指先の動きはシャンプーのようにゴシゴシ動かす以上に、指の腹で小刻みに動かして下さい。髪の毛を一本一本ばらけさせるイメージです。時間を掛け丁寧にすることにより、生え際までしっかり行き渡ります。

 

特にもみあげは少しでも染め残しがあると目立ちますのでしっかり揉み込んで下さい。顔や地肌に染料が付いても気にせず行ってしまいましょう。

 

顔周りに色がが付くのが嫌で予防策としてクリームを塗ってもいいですが、染料と混ざらないようにして下さい。せっかく髪をコーティングさせないため気を使っていたのが台無しになってしまいます。もみあげなど顔周りは気を付けて下さい。

 

 

手が無理でブラシで行うなら
ブラシはガイコツブラシのような粗いものは不向きです。もっと隙間が小さいのもがいいです。クシだと間隔が細すぎてしまい、染料を拭い取ってしまうのでやりずらいのでブラシの方がいいです。ちなみに写真のブラシの横幅はブラシの部分が15mm×70mmぐらいで100均で売っている折りたたみのよくあるものです。幅広の硬めの刷毛も使い勝手はいいです。

 

染料を一気にドバっと載せるのではなく、分け目を作り小分けした分け目ごとに染料を塗っていきます。分け目を何回も作ることが大事です。この時も頭皮に付くぐらい塗って下さい。ブラシを通すことに気を付けるのではなく、生え際に染料がしっかり行っているのか確認しながら塗って下さい。

 

ブラシは前から後ろだけではなく、下から上、上から下のように多方向に通して下さい。一方向だけだと塗り残しができます。刷毛で塗るのなら髪の毛一本一本に染料をまとわり付きますので、ここまで多方向にしなくても大丈夫です。

 

白髪が染料で見えなくなっても念入りにブラシを通し、十分過ぎるほど染料はタップリ使い重ね塗りして下さい。特にトップや後ろは見えませんので時間を掛けて行いましょう。

 

 

最初でいまいち上手くいかないとイメージ的に「染まらない」と思ってしまうことが大いにありますので、手でもブラシでも最初の塗布の時は十分時間を掛けて下さい。

 

 

 

保温のため、ラップをしっかり巻く

 

 

塩基性染料とHC染料は温めると染まる力が強くなりますので、しっかり温めた方がよく染まります。染料を塗り終わったら頭にラップを巻き付けて温度を上げます。密閉した方が温度が上りますので、できれば伸びるラップの方がより頭に密着するのでいいです。私はコストコのラップを使いかなりグルグル巻にしてしまいます。

 

より効果を上げたい人はラップをした後に、ドライヤーで温めたり、帽子やフードなどで保温してもいいです。私はめんどくさいのでそこまでは行いません。ラップだけでも十分染まりますがお好みで行って下さい。二回目以降のラップは試しながらお好みで行って下さい。

 

 

 

放置時間は、1時間

ラップを巻いた後の放置時間は最初だけでもいいので1時間待って下さい。1時間は無理な時は、最低でも30分以上は欲しいです。また染料が染まる濃さには限度がありますので、これ以上放置しても色が濃くなることはありません。今回は一回でしっかり染めたいので放置時間は長くしていますが、回数を気にしないのでしたら短い時間(数十分)を二回した方が染まりはいいです。

 

 

 

洗い流すのは、お湯

染料を洗い流すのはお湯だけで行います。シャンプーは使いません。シャンプーを使わないのは色素を髪に定着させたいためでコーティングなどは関係ありません。お湯で流すと色の付いた水がだんだん薄くなっていきますが、透明にするまで流す必要はありません。ある程度で大丈夫です。

 

 

 

 

乾かして終了です
洗髪した後にタオルで拭く時は、ゴシゴシこすらずポンポン叩くようにして水分をとって下さい。この時に多少タオルに色が付くことがあります。ドライヤーで乾かせば色移りはほとんどしません。

 

 

頭皮に付いた色が気になるのなら
染め残しが無いように染料を頭皮にしっかり揉み込んでいるので、頭皮には多少色が残ります。全面的に色が残るわけではなく部分的や見方によって残りますがそこまで目立つことはありません。

 

どうしてもシャンプーしたいのでしたら市販のシャンプーは洗浄力が高いので固形石けんで優しく洗って下さい。もし洗浄力が弱いシャンプーをお使いならそれでも大丈夫です。

 

 

 

 

お湯で流した状態から数時間おいて市販のシャンプーで洗った後です。頭皮に付いた染料も落ちてますので、この辺の洗髪の間隔はお好みで大丈夫です。

 

 

 

明るいブラウンで染めると薄いと感じてしまうことがある
慣れていない人が明るいブラウンを使うと、染まりが薄い、染まっていないと感じてしまうことがあります。ヘアマニキュアの白髪染めの色を選ぶ時は、白髪ではない髪(黒髪)の色に合わせて選ぶようにします。

 

 

 

 

黒髪より明るい色で染まると写真のように白髪の部分と黒髪の部分の色合いに差が出ます。この方法で染めると一回だけでも白髪はブラウンにしっかり染まっていますが、初めての人は染まっているのか判断がつきにくいです。

 

ヘアマニキュアを繰り返しても黒髪を明るく染めることはできませんので、白髪染めが初めての人はダークブラウンやブラックで染めると「良く染まった」と感じられますし失敗も少ないです。

 

 

染まらないとは言わせない
今までの手順をしっかり踏めは一回だけでもかなり染まります。ここまでしっかり染めてしまえば次の染める時のやり方、時間、量などは面倒臭くないやり方で大丈夫なのでとにかく一回目だけはしっかり行いましょう。

 

染める日数の間隔は、あまり色落ちしてから染めるとまた同じ工程をしないといけないので、早めに行った方が時間のロスも少なくて済みます。毎日やる必要はありませんが、数日から一週間ぐらいで行えば黒いままでいられますのでいいと思います。

 

 

今回使った白髪染めは、現行商品で一番染まるLPLPヘアカラートリートメントを使っています。

 

 

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